八重山みんさー織の歴史
琉球王朝時代に、木綿についての栽培と中国の交易記録があることから、17~18世紀頃にすでに「ミンサー」があったと推定されています。
伝統工芸品指定
1989年に「八重山ミンサー」として国の伝統工芸品に指定されており、伝統的な技術・技法が手括りの手織りによる絣織物であることや、素材が木綿で石垣市と竹富町で生産することなどが定められています。
みんさー織りができるまで
意匠設計から始まり、染織・糸繰り・整形・糊張り・絣括り・仮筬通し・巻き取り・綜絖通し・製織と多くの作業工程を経て織物が出来上がります。更に、その殆どは縫製加工が施されて完成品となります。
帯・八重山上布・ぐんぼう
地元で採れる苧麻や芭蕉は、古から先人達が培ってきた織物の素材として、現在も使われています。その代表的な織物として「八重山上布」と「ぐんぼう」が上げられます。
コラボレーション
これまで“ものつくり”が好きな異業種の交流として、様々なコラボレーションが行われてきました。その一部をご紹介します。
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